クリスマスツリー
  なんと言ってもクリスマスのシンボル的存在ですがその歴史は意外と新しく今日私たちがイメージする様なクリスマスツリーは生まれてからまだ四百年にもなりません。本来常緑の木や枝を家の中に飾る習慣は、キリスト教以前からあったドイツ土着の信仰によるものでした。森が深く寒さの厳しい北ヨーロッパでは、冬になっても緑を失わない木々に強靭な生命力を見出し、その枝を家の中に取り込み、春の訪れを祈ったのです。この民族の風習に根ざした習慣はキリスト教に接木され、市民層から貴族社会へ、そして王侯貴族の結婚や、海外へ遠征した兵士によって、また移民を通じて世界中に広まって行きました。

各家庭ではクリスマスツリーをクリスマスイヴに居間に立て、飾り付けます。ツリーが真っ直ぐ立っているか、枝ぶりは良いか、家族の論議は毎年尽きません。ろうそくを立てた輝くツリーは魅力的ですが、さすがに今では電飾に取って代わられました。ドイツでは白色の点灯しない電飾が好まれます。そしてガラスボールや麦わら製、木製、錫製のツリーオーナメントなどを飾って行きます。大変な飾り付けが終わると、家族がそれぞれ用意したプレゼントをツリーの下に置き、聖夜の準備が整います。
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