お香人形
 
  ドイツの伝統木工民芸品お香人形の由来は、ザクセン州エルツ山脈地方の村・ザイフェンに於いて鉱山労働者によって初めて作られた1850年までさかのぼります。

もともとこのお人形は「パイプをくゆらすトルコ人」をモデルとして作られたものでした。

当時、キリスト教徒が喫煙するのは好ましくないとされていました。一方クリスマスには教会で焚く香煙を家庭でも焚く習慣がありましたから、人々は東方からやって来る香料商人に強い印象を受け、想像力をかき立てられ、香煙を焚く香炉として、お人形にしたてたのでしょう。

そして山の仕事が衰退の一路を辿る中、新たな生活の糧を求めておもちゃ見本市へ出店したことが契機となり、お香人形はドイツ中、世界中へ広まって行きました。

お香人形のモデルには村の伝統的な庶民の職業が選ばれ、時代を反映し、今日では実に様々なモチーフを見出すことができます。
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